Force times Distance

30秒コラム。設計エンジニアの道楽暮らしと、たまに愚痴

「好き」と「嫌い」のマルチタスクによる好循環

「好き」と「嫌い」の"マルチタスク"。

と言っても、別に恋愛の話ではなく仕事の話です。

 

元になったのはコンサルタントの服部さん(@FACTDEAL)のこのツイートと記事。

 

 change-consul.factdeal.co.jp

 

この記事の中で言われてるマルチタスクのやり方。

 

・好きややりがいを感じられるもの
・あまり好きになれないこと

という相反するこの2つを同時進行で進めることができるマルチタスクのスキルということになります。

 

のこの部分。

 

記事の中では起業や副業の視点で書かれてましたが、この相反する2つをマルチタスクとして考えるスキルは、色んな仕事での汎用性が高いのではないでしょうか?

 

要は、複数の仕事や業務を「好き」と「嫌い」にバサッと分けてしまい、これらを同時進行でいかに流せるか?ってスキルを身に付けようってことだと解釈しました。

 

となるとこれは、

本業・副業といった職業レベルの高い視点に限った話ではありません。

ちょっと視点を下げて見ると、僕のような会社員の仕事の中でも充分当てはめる事ができます。

 

僕にとって、設計・エンジニアの仕事は趣味に近い仕事なので「好き」と言える職業です。

 

ただ15年も続けてると、責任範囲も専門領域も広がってきて、多種多様な業務もやらなければならなくなってきます。

そしてその中でも、得意・苦手、言ってしまうと「好き」「嫌い」な業務はどうしても出てきてしまうんですよね。

 

例えば、

開発初期フェーズの戦略、計画といったコンセプトに関わる部分は、僕が得意で好きな分野です。

その一方で、実行フェーズの製造や収益計算みたいな分野は、調整ごとや打ち合わせ・報告会が多数あり、苦手でどうしてもストレスを感じてしまいます。

 

また、机に張り付いて1人で黙々と図面を作ったりデータを分析するのが好きなんですが、チームマネジメントや部下・後輩の指導とか、大勢を相手にするような社内、社外の交渉事やプレゼンテーションは苦手です。

 

とはいえ、最終目的である「お客さんに製品を買ってもらって利益を上げる」ためには「好き」「嫌い」どれもこれも必要な仕事で欠かす訳にはいかないんですよね。

 

さらに下世話な話だと、僕が上記で「嫌い」としてる業務は、社内での評価アップに繋がりやすいこともあり、僕が「好き」な技術開発の仕事において、自分の意思を通すためのポジション確保のためにも、やっておく必要があるんです。

 

先日、技術開発が出来ないことに悲観して大手メーカーの退職を選んだ若いエンジニアの記事を読みましたが、その辺の立ち回りがもう少し上手くやれてたら良かったろうに、と他人事ながら感じてました。

 

僕の場合、

「好き」な仕事でモチベーションを維持させて

「嫌い」な仕事で自分の評価や給料を上げる

ってサイクルで上手く回すようにしています。

 

つまり、今の仕事が嫌だから、転職・副業といった高い視点のケースよりも、一つの仕事の中で、好きな事・嫌いな事といった、一段も二段も低い視点でのマルチタスクをどう転がすかってスキルが、実務レベルでは重要になってくるってことです。

 

服部さんの元記事にあった

今のビジネスは好きでやっていることだし、自分のスキルやリソースを存分に活用できる環境なので、それを手放すという選択肢を持てないし、提案しても受け入れ難いという感じ

 

というのは、まさに今の僕です。

 

なにも転職・起業・副業までしなくても、

今の仕事を続けるためのスキルとして、日々の「好き」と「嫌い」な業務をプラスに相互作用させていくことを身に付てしまえばいいんです。

 

一つに絞ってみていた会社や職業を「嫌い」と切ってしまってた人も、ちょっと視点を下げてみて日々の業務を「好き」「嫌い」のマルチタスクと考えてみてはどうでしょうか?

 

お互いが良い相互作用を生んで、「嫌い」な業務もプラスに考えられれば、その上位にある会社や職業も、「好き」に好転するかもしれないですよ。